2019年3月29日金曜日

リバ剣の準備 その2 食生活の改善、素振り、再開と同時に二刀を執る理由

今できることをやる


食生活の改善


  9年前(2010年)、リバ剣を決意し、道場デビューする前にやったこと。

 前回の投稿(「リバ剣の準備 その1」)で、「基礎体力作り」と「足さばき」について書きました。

 駅の階段を1段飛ばしで昇ったり、夕食の後にジョギングしたり。20㎏のダンベルを購入して筋トレもやり始めました。

 食事の量は3倍に増えましたね。特に、朝食をちゃんと食べるようになった。それ以前は、朝食を食べる習慣がありませんでした。しかし、3倍食べても体重の変化はほとんどありませんでした。

 体内の細胞が新しいものに入れ替わるのに、200日かかると聞きます。
 今食べているものが、200日後の自分の体を作る。食べるものにも気を遣うようになりましたね。
 バランスのいい食事を心掛けたのはもちろんですが、一番大きな変化はジャンクフードを食べなくなったことと、お酒を飲まなくなったこと。

 どちらもやめたわけではありません。自然と口にしなくなった。
 毎日晩酌してたのが、「その時間があったら素振りしたい」、という意識に変わった。お酒を飲むのは、会社の忘年会だけになりました。笑

素振り


 「リバ剣」と同時に二刀を執るということを決めていました。(その原点は、こちら

 基礎体力も徐々についてきて、「足さばき」も少しですが感覚を思い出してきた。
 “道場デビュー”も2カ月後と決めた。

 「素振りをやろう」

 無我夢中でしたね。“道場デビュー”の時に、竹刀を片手で振れるようになっておかなければならない。いきなり二刀で稽古を始めるつもりでしたから。

 片手で竹刀を振れるようになるには筋力をつけた方がいい。なんて勝手な思い込みで、職場の職人さんに作ってもらった約2㎏の鉄筋棒を両手に1本ずつ持ち、片手素振りをやった。

 これは、後々、大きな逆効果となって表れて出てくるんですけども、このころはまるで解ってませんからね。脂肪の下に筋肉がついてしまったので、上半身はプロレスラーみたいになってました。笑

リバ剣と“同時に”二刀を執る理由


 小学3年の時に二刀流の稽古を目の前で見て、将来、二刀をやろうと決めた。
 小学校高学年になり、そして中学生になってもその決意は変わりませんでした。
 しかし、心配事が一つありました。
 
 「いつ二刀を始めると言い出せばいいんだろう」
 
 当時は、今とは比べものにならないくらい、二刀に対する誤解と偏見がありました。(当時の様子はこちら
 ですから、私のように将来二刀をやりたいなんて言っている人には、会ったことありませんでした。
 そんな状況の中で、「二刀をやる」なんて言い出したら、周りからは“ドン引き”され、指導者からは中傷されることは、目に見えていました。

 45歳でリバ剣を決意し、子供の頃の夢を実現するチャンスが目の前に来ている。
 二刀をやり始める機会を失うわけにはいかない。
 道場に行って、「30年ぶりに剣道をやるんだったら、しっかり一刀からやりなさい」なんて言われたら大変です。
 
 私は決めました。
 最初から二刀をやってましたって顔をして道場に行こう!と。笑

 そのための準備は続きました。
 

 

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